2021年6月3日、Googleはコアアルゴリズムアップデートを実施したことを公式Twitterでアナウンスを行いました。
続いて7月2に残りのアップデートが実施されました。
Googleが言及しているのは、「コンテンツに集中せよ」ということです。
今回のアップデートとは別に、UXも評価の指標に加えることについて言及しています。
サーチコンソールに「ページエクスペリエンス」の項目も追加されていることから、これに対する対策が必要とされていることがわかります。
つまり、以下の2点について対策を進めていくことが重要といえます。
・E-A-T【Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)】
・UX(ユーザーエクスペリエンス)を高める
E-A-Tについては、以前から変わらずGoogle が言い続けている事になりますので、以下の
Googleのコアアップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと
をご覧ください。
Googleが提供しているPageSpeedinsights で、GoogleがUXの重要指標としている「コアウェブバイタル」の3つ「LCP」「FID」「CLS」についても対応できているかを確認できますので、是非自社のサイトでチェックするようにしてください。
LCPとは
Largest Contentful Paintの略で、最大コンテンツの描画ということで、ページの表示速度を図る指標としてブラウザの表示範囲内で最も大きなコンテンツが表示されるまでの時間を表し、数字が小さいほどUXが良いということになります。
FIDとは
First Input Delayの略で、初回入力遅延という意味になり、ユーザーがページで最初に行う操作(クリック・タップ等)に、ブラウザが応答するまでの時間で、数字が小さいほどUXが良いということになります。
CLSとは
Cumulative Layout Shiftの略で、累積レイアウト変更という意味があります。ユーザーが何らかの操作をしようとしている時に、予期しないページ要素の動きがおこると、予定していた操作が満足に行えずUXは低下します。