新規開業される際にホームページを制作するのは絶対不可欠なツールとして必須です。
開業される先生方も、ホームページからの集患が大切ということを理解されているので、開業時にホームページが出来上がっているように依頼されることが多くなっています。
一生に一度ともいえる大きな選択をされるので、ホームページへの期待度も非常に大きいと感じます。
満を持してホームページを公開したのにクリニック名でも表示されない!ということがよくあります。
開院を目前に控え、あるいは既に開院したのにホームページが表示されない!
とお悩みの先生がいらっしゃいましたら、是非以下をお読みください。
ホームページが検索にヒットするまでの流れ
ホームページが検索にヒットするようになるためには、まずはGoogleにホームページの存在を知ってもらう必要があります。
Googleは、インターネット上をクロールし、新しいホームページをチェックし、データベースにインデックスして登録すします。そのうえで、検索順位を決めるランキング評価をしていきます。
昔はこのランキング評価までの流れが、割と早く終わっていたのでで、弊社のように内部SEO対策をしっかり施したホームページであれば、公開後2週間程度で「●●市 診療科目」の検索ワードで1ページ目に表示されるようになったということの方が多いくらいでした。
しかし、近年はインデックスからランキング評価までかなり時間がかかるようになっています。そのため、いち早くGoogleに新しいホームページの各ぺージをクロールしてもらわないといけません。
他に似た名称のクリニックがない珍しい医院名であればインデックスされてくると比較的早く医院名での検索で上位にヒットしてくるようになりますが、もし全国的に同一の名称のクリニックが多く存在する場合は、医院名での検索で上位に表示されるようになるまで数か月必要になることがあります。
医院名を決める際は、同一名称が多く存在しないかをチェック
医院名を決める上では医師会や保健所などの意向を伺う必要もありますが、同一名称の医院が近隣だけでなく全国的に多数存在していないかインターネットで候補名を検索してチェックするようにしてください。
同一名称のクリニックが比較的近隣に存在していたり、全国的に多数存在している場合は、古くから存在しているクリニックのホームページやGoogleからの評価の高い医院が優先的に表示されてしまうので、医院名での検索で上位表示されるまで時間が間違いなくかかります。
この記事を読まれている先生方は、既に医院名が決まっていてホームページもできている場合だと思いますので、一刻も早く検索に表示されうようにするための方法を以下にご紹介します。
Google検索でいち早くインデックスしてもらう方法
新規開業されたクリニックのホームページを一日でも早くGoogle検索で表示されるようにするための方法を2つご紹介します。
1.Googleサーチコンソールでインデックスをリクエストする
Googleサーチコンソールとは、自身のホームページのインデックス状況や問題点、パフォーマンスについて分析ができ、検索されたキーワードや表示回数、クリック数などがわかる便利なウェブマスター向けの無料ツールです。
ホームページが完成したら必ずURLを登録することをお勧めします。
URLの登録が完了したら、今度は左サイドのメニューにある「サイトマップ」から、ホームページのページ構成を伝えるためのxml形式など決められた形式で作成したサイトマップを作成してサーバーにアップロード(WordPressなどのCMSでは自動的に作成できる機能もある)して、そのURLを登録します。
それによって、GoogleのクローラーにサイトマップのURLを伝えて、効率的にサイト内のページをクロールしてもらうことが可能です。
さらに、左サイドメニューのURL検査から、各ページのURLを検査し、インデックス登録を申請します。
これで数日後には、クロールされてインデックスまでされるようになります。
ですが、クロールしてくれたものの、インデックスしてくれない場合がありますので注意が必要です。
全てのページが無事にインデックスされたかは、サーチコンソールの左サイドメニュー インデックス>ページ を確認しましょう。
クロール済み - インデックス未登録
検出 - インデックス未登録
の項目に、数字が出ている場合は、インデックスされていません。どのページが該当しているのかを調べて改善する必要があります。
特に、クロール済みなのにインデックス未登録になっている場合は、コンテンツの質や量に問題がある場合が多いので見直しが急務です。